2歳ワンオペ羽田乗換で私がキレかけた話
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▼ 2歳直前の奇跡チケット
あれは息子が1歳11ヶ月の時。2歳の誕生日まであとわずか。ギリギリ。フランクフルト→羽田→関空、ANA。母+子で€1000以下。今はもう€3000の時代だよ?信じられる?コロナ前、燃油サーチャージが可愛かった時代の話。2歳から大人料金。席も必要。ご飯も必要。お金も必要。だから滑り込みセーフ狙った。1歳11ヶ月なら膝上。無料。神。1席買わないんだからいろいろ覚悟の上。とにかく耐えるのだ!飛行機に乗ってしまえば、時間は問答無用に過ぎていく!いつか着くはず!
マルコが心配そうに聞いてきた。「1人で行ける?乗り換えあるよ?荷物あるよ?子供いるよ?」私「金で解決」。チケット安いし、行く。ワンオペでも行く。だって日本の実家で白米食べたい。味噌汁飲みたい。じぃじばぁばに孫見せたい。そのためなら空港で泣いてもいい。
▼ ハーネスは保険、じゃない命綱
2歳ってさ、イヤ期+走る+迷子=空港で死、なんだよね。好奇心の塊。歩けるようになって世界が広がって、「ママ見て!」って走り出す。でも振り向かない。私がいなくても平気。0.5秒で人混みに消える。支払いで財布出した瞬間、もういない。ゲートでパスポート出した瞬間、もういない。と想像するだけで顔面真っ青。でもパスポート出す瞬間とか、支払いの瞬間は息子よりそっちに集中。保健所出したら「は?」って言われるよ?ぼけたわけちゃうからね。すみません。
だからハーネス。世間では賛否両論あるよね。
| 種類 | 価格 | メリット | リンク |
|---|---|---|---|
| 手首タイプ 恋人風 | €9.59 | 最安。小さい | 【Amazonで見る】 |
| リュック型 可愛い | €21.99 | 嫌がらない | 【Amazonで見る】 |
| 犬散歩風 | €19.99 | 最強頑丈 | 【Amazonで見る】 |
*価格は変動の可能性あり
とにかく全部買った。誰に何を言われても、私はこの子を失いたくないんです。手荷物の1番上にINした。使うかどうかじゃないの。お守り。使わなくても「最悪これある」って思えるだけで心の平穏が€15で買える。結論から言うと、一度も使わなかった。ずっと持ち歩いて邪魔だった。でも買わずにはいられなかった。買わなくて息子迷子になってどん底に後悔するより、買って、結局使わず、こんなんいらんかったな、と思うほうが10000倍増し。後悔してない。
▼ 羽田の罠1:ベビーカー使えない
フランクフルトで自前のバギー預けた。「羽田で受け取れますよ」って言われた。信じた。バカだった。羽田着いて、バギー受け取った瞬間、係員さんニッコリ。「国内線ではお預けください。空港のベビーカーをご利用になれます。」は?わが息子はママ抱っこきらいという謎仕様。そしてベビーカー、いつものじゃないとアクセプトされるか謎。超こだわり強い。とにかく空港のベビーカー置き場まではだっこになり、ギャン泣き。ベビーカー置き場は神対応の職員さんが、「どうぞ、こちらお使いください」息子まんざらでもない。目でスキャン、係員の方をスキャン、ベビーカーをスキャン。怪しくはなさそうだ。なんて優しそうな係員さんなんだ?「ピピピ!」と息子の中でスキャンした音が。乗ってやろうじゃない過去の空港のベビーカー。お?座席固いけど、この背もたれの傾斜、悪くないねー。無事息子がベビーカーに座ってくれたので、一安心。荷物をベビーカーに乗せて、私もすいすい押せて、これで何とか乗り換えゲートまで!と思ったがまた大きな壁が。
ちなみに私が使ってるベビーカー(バギー)はこちら→Amazonで見るJoie tourist™ Buggy
折りたたむとカバン並みの大きさにコンパクトにたためて便利。
旅行の時はもちろん、車移動の時もトランクに入れても全然かさばらない。
▼ 羽田の罠2:ターミナル移動バス
国内線のターミナル移動、バスなの。知ってた?私は知らなかった。いわれるがままに乗り換えのゲートへと向かう。するとなんとバス移動?楽勝!息子バス大好き。ベビーカーになんでも詰め込んでるし、私はこれを押すだけ!よし!と思ったらなんと、運転手さん
「ベビーカーはこちらでいったんお預けください」
へ?ドイツではバスにはベビーカー事乗るのが常識だったから、
頭ガツーンの衝撃だった。
そう、ここは日本。日本ではそういうもの。私はいま私のすべてをこのベビーカーに預けて、無敵になったばかりなんですが?この私のすべてを奪おうというのですか?無理ゲー。手2本しかない。息子+荷物、どうやって同時に持つの?分身の術使えって?周りの日本人、見てる。じーっと見てる。でも手伝わない。声もかけない。ただ見守る目。優しい目。心配そうな目。それが日本。海外なら「手伝おうか?」って来る。でも日本は来ない。でも悪気はない。迷惑かけちゃいけない文化。分かる。私も日本人だから分かる。嫌いじゃない。その距離感、嫌いじゃない。でもその時は「誰か助けて」って心で叫んだ。
自分でも2本の腕でどう乗り越えたかわからないけど、息子と荷物と自分を何とかバスに乗せて、バス移動無事成功。息子は多分座ってた。私は多分立ってた。荷物はどうだったかな?ちなみにこの間私めっちゃずっとトイレ我慢してた。
▼ 隣席ガチャSSR外した話
チェックインカウンターでお願いしたの。「ワンオペ2歳連れなので、できれば隣空席にしてもらえませんか?」地上係員さん「空きありますね。大丈夫ですよ」ニッコリ。信じた。また信じた。バカ。機内入ったら隣スーツのお兄さん。満席じゃないのに。なんで?席買ってないから隣が開いてる保障ないけど、結構空席ある状態で私の隣に人が。隣の兄貴「僕後で移動することもできるんで」とにっこり言ってくれたけど、微動だにしない。スマホガン見。存在消してる。私、息子をとにかく座らせて通路に立ちっぱなし。そうだ、ここは日本だ。日本の電車も、子供抱っこしたお母さんが立ってる真ん前に、サラリーマン着席して座って爆睡とかよくあるね。それでも、なんと女神が現れた。「私の隣空いてるんで、私の席と交換しますか?」天使。女神。私の席は足元の広い席だったので、この女神は、自分は足伸ばして座れるしいいかな?と思って私に声をかけてくれた。やっぱり日本大好き。私たちは前の座席との間隔が狭い普通席に移動。これがですね、思いがけず100点満点だったんです。
▼ 狭い席が正解だった件
2歳超えたら前列の広い席、いらない説。私、子連れならあのファミリー席、足元が広くて前の席なくて壁がいいと信じていたの。前の人に迷惑かけないしって、そしたら、エコノミーの普通席=足元狭い=子供が立てない=暴れない、という最高ループがあることを知らなかったのです。TV近い=集中する、静か、意外に前の人や後ろの人に迷惑かけない。テーブル固定=物落とさない=下に潜って拾う地獄がない。最高。前列のバシネット席、広いけど仕切りがない。子供、通路に脱走する。CAさんのカートに突撃する。隣の人に絡む。狭い方が囲われてて安全。2歳児、檻に入れとけ。檻=普通席。これが意外に良かった。
▼ 到着後即機能、eSIMは絶対
関空に着陸した瞬間、やることあるでしょ?
じぃじばぁばに「着いたよ」連絡。その時は私の兄とじぃじばぁばが2台で迎えに来てくれてた。「今どこ?」「何番出口?」って、秒で連絡いりますよね。
その時に大活躍だったのがeSIM。私、ドイツで予めAiraloで購入して、インストールまで終わらせておいたの。確か15日間5GBのプラン。
日本の空域に入った瞬間、自動でアクティベートされる。そこから期間とデータ使用が開始。着陸して機内モード切った3秒後にはもう4G繋がってる。神。ドイツにいた時と同じ感覚でLINEにWhatsAppにGoogleMapになんでもできる。空港のフリーWiFi探してパスワード入れて…とか不要。子供ギャン泣きしてる時にそんな余裕ない。
ただし注意:通話は絶対LINE通話にして!
普通に電話かけると国際電話扱いになって、後から€200請求来るからね。私の友達やった。泣いてた。LINE通話ならデータ通信だから無料。絶対。
私が使ったeSIMはこちら→airalo *紹介コードをご希望の方は問い合わせフォームからどうぞ。
一時帰国するママ、ポケットWiFi借りてる場合じゃないよ。返却カウンター並ぶ時間あったら子供とトイレ行ける。Airaloなら設定5分。着いた瞬間から使える。これだけで旅の難易度30%下がる。
ワンオペ国際線、乗り換えあり、神経すり減るってこういうことかって思った。道中はもうずっと緊張しっぱなしで、一睡もできなかったし、「もう二度としない!」って100回思った。でも実家について、息子も頑張ったなぁって。私だけが頑張ったんじゃないって思った。二人で頑張ったんだねって、二人の絆が強くなったのを感じた。もう二人でならどこへでも行けるって思った。またやりたいって思った。お母さんって単純だね(笑)


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