20代の私:家族なんて想像つかなかった
20代の頃の私の生活、今思えば完全に独身貴族だったんだよね。
金曜の夜は同僚とバルに直行。ドイツビールで乾杯して、終電なんて気にせず朝まで飲む。土曜は昼過ぎに起きて、二日酔いの頭でクロワッサンとコーヒー。冷蔵庫開けても、あるのは白ワインと炭酸水と、賞味期限切れのヨーグルトくらい。
海外旅行も好きだった。貯金なんてほぼゼロ。給料入ったら即航空券ポチって、スペイン行ったりイタリア行ったり。週末は弾丸でプラハ。家にいるより外にいる方が落ち着くタイプだった。
「いつか子供欲しいな」とは思ってた。でもそれは「いつか」で、今じゃない。30代後半くらいで、仕事も落ち着いて、素敵なパートナーと出会えて、準備が整ったら…みたいな、すごく漠然としたイメージ。
そして一番アホだったのが、この発言。
「子供いても預けて働くよ」
「時短でもいいけど、できればフルタイム」
「プライベートはもちろん子供優先にするし」
今の私が聞いたら「お前、何言ってんの?」ってツッコミ入れる。働くママ、余裕でできると思ってた。だって私、仕事できるし。要領いいし。子供いても今まで通りキャリア積めるでしょ?
アホみたいな夢、抱いてたんだよね。
現実:そんなん無理ゲーだった
で、実際子供が生まれたらどうなったか。
まず、子供は熱出す。しかも金曜の夜とかに限って39度。保育園から「お迎えお願いします」コール。仕事?ミーティング?全部キャンセル。明日までに提出の資料?知らん。子供が最優先。
行動も予測不能。昨日までご機嫌で食べてた離乳食、今日は一口も食べない。ギャン泣き。理由は分からない。こっちも泣きたい。
そして何より、私自身が変わった。これが一番想定外だった。
母体のホルモン変化。
母になるって、ホルモンバランスがジェットコースターなんだよね。昨日まで平気だった旦那の一言で、急に涙が止まらなくなる。喜怒哀楽の振り幅がえぐい。気分のムラ、自分でもコントロールできない。
子供を守ろうとする本能。これ、理屈じゃない。脳みそが「この子を守れ」って24時間警報鳴らしてる感じ。情緒不安定になるの、当たり前だよね。
体型も変わる。授乳はママにしかできない。夜中3時に起きて授乳して、朝5時にまた授乳して、フラフラで朝を迎える。仕事?無理。
そして子供の本能。
人見知り期に入ると「ママじゃないとダメ」スイッチが入る。パパが抱っこしてもギャン泣き。おばあちゃんでもダメ。ママ、ママ。トイレ行くのも一苦労。
いろんな要因が重なるの。ホルモン、睡眠不足、子供の本能、社会の「母親なんだから」っていう無言の圧力。
子供がいなかった頃は想像もつかなかった。ドラマとかで「育児ノイローゼ」って言葉聞いても、「私なら大丈夫でしょ」って思ってた。
甘かったな、私。ほんとに甘かった。
産後:私がすっかり別人になった
子供から離れられない。物理的にも、精神的にも。
たまに美容院とか歯医者とか、どうしても子供なしで行かなきゃいけない時があるでしょ?その時、なんか心臓を家に置いてきた気分になるの。
大事なものが欠けてる。そわそわする。スマホ何回も見る。「泣いてないかな」「熱出してないかな」って。美容師さんに「リラックスしてくださいね」って言われても、無理。だって心臓、家だもん。
買い物も一人で行けない。カフェでゆっくりコーヒー?夢のまた夢。友達とランチ?子供が保育園行ってる2時間でダッシュ。常に時計見てる。
そんな重症な私は、会社員に戻ることを諦めた。
育休明け、上司に「復帰は難しいです」って電話した時、声震えた。悔しかった。20代の私が見たら「なんで?」って言うと思う。でも、無理なの。
子供のためもある。もちろん。でも、正直言うと多分私のため。私が耐えられない。子供と離れて8時間働いて、満員電車で帰って、ぐずる子供お風呂入れて寝かしつけて…想像しただけで過呼吸になりそうだった。
キャリアも、お金も、大事。でも今の私には、子供の隣にいることの方が100倍大事だった。
だから株頑張る
じゃあ収入どうするの?って話だよね。
会社員無理なら、自分で稼ぐしかない。家にいながら、子供の昼寝中に、夜子供が寝た後に、できること。
だから株始めた。eBayで不用品売る。節約の鬼になる。Too Good To Goでパン屋の売れ残り買い漁って、食費月€200削る。
正直、€249で爆損した時は心折れかけた。「やっぱ私には無理かも」って。でも、子供の寝顔見たら「いや、諦められない」って思った。
だって私には、会社員の選択肢がない。後がない。だから必死。
今はまだ月数百ユーロ。でも、いつか月€10,000稼ぐって決めてる。子供達と、痛い自分のために。爆損した痛い自分を、笑い話に変えるために。
じゃあ具体的に何から始めたの?
収入ゼロの育休中に、どうやって株の世界に飛び込んだの?
次回「育休中に収入ゼロで不安だった私が株の世界に飛び込んだ理由」で、最初の証券口座開設から、初株購入までのリアルを全部書きます。
爆損する前の、希望に満ちた私の話。笑


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