40代アラフォーで、子供2人の母です。なぜ断捨離を始めようと思ったのか、お話しします。 きっかけは2つ。「実家の片付け」と「ママ友の家」でした。 結婚して10年。8歳と5歳の子供がいるアラフォー夫婦です。もともと片付けは得意ではありませんでした。 筆者は25歳まで実家で暮らし、当時はOLとして働いていました。実家から会社に通っていたため、片付けや家事は主に母親がしていて、そういった部分をきちんと習えなかったのです。
① きっかけは「実家に置きっぱなしの私物」
26歳の時、海外留学のために実家を出ました。当初は期間限定の予定だったので、実家を空にして家を出るわけではなく、「いつか帰ってくる予定」で実家を出ました。
海外で暮らしているうちに現地で職を見つけ、家を借りることになりました。最初はルームシェアで、スーツケース1つで引っ越せるような暮らし。仕事が本格的に決まってから一人暮らしをすることに決め、アパートを借り、家具を揃えました。
そして目まぐるしく日々が過ぎる中、一時帰国のたびに実家に帰っていました。初めの数年は自分の服やものがまだ実家にある状態で、スーツケース1つで実家に帰り、置いてあった服を着たり、ものを使ったりして過ごしていました。
仕事も順調に進み、数年海外で生活していくうちに恋人もでき、結婚。そのまま実家の状態はそのままで、海外に住むことになってしまいました。
「この日に実家を出た」という明確な日がないまま、実家を出ることになったのです。
きちんと自分のものを整理して、実家に私物を置いたままにしないで出る。その日を設けなかった。
おそらく両親も、私の私物を前に困っていたと思います。勝手に捨てるわけにもいかず、困っていたことでしょう。
結婚・妊娠・出産を終え、自分の家も子供の成長に合わせてものが多くなったり、処分したりしている中、ふと気づきました。
「実家に、学生時代のアルバムが置きっぱなしだ」
思い出があるので捨てられないもの。自分の家を片付けることも大切だけど、実家にある自分の私物も、いつまでも置いていてはいけない。そう思い立ちました。
実家の両親に相談して、「1週間で実家のものを片付ける」と約束し、断捨離のための実家訪問の予定を組みました。
② 実家で気づいた「親への申し訳なさ」
本当は1人で実家に帰って片付けだけをしたかった。でも8歳と5歳の子供が「どうしてもママについて行きたい」とごねてしまったので、仕方なく2人も連れて実家へ。
子供の相手もしながら、限られた時間で集中して片付けをしました。
やっぱり出てきたものは、主に学生時代の通知表、卒業アルバムなど、捨てられないもの。服や私物、趣味のものは、定期的に実家に帰るたびにある程度処分していたようで、あまり残っていませんでした。
でも、どうしても捨てられなかったもの。通知表、卒業アルバム。両親も私の許可なしには捨てられないようなものが、実家の場所を奪っていました。
両親も自分たちの私物を整理しているところなのに、私の私物がそれを邪魔していた。片付けをしていて、申し訳なかったなぁと感じました。
結局、学生時代の通知表や卒業アルバムは、責任を持って私が自分で引き取り、今の家に持って帰ることに決めました。
おそらくこれも、持って帰るだけで棚にしまって、何十年も触らないことになるんだろう。
でも、実家に置きっぱなしではなく、せめて新居に移動させて、そこで場所を占領して、自分の責任で保管しておかないといけない。そう感じた次第です。
③ ママ友の家で受けた衝撃
2つ目の大きな理由。それは、あるママ友家族が我が家を訪問した時のことです。
その日は色々あって、かなり精神的に参っていて、片付けや家のこともあまり手につかない状態でした。そんな時に、子供たちのお友達の家族から「家に遊びに行きたい」と電話がきました。
かなり参っていたのでどうしようかと思ったけれど、明るいご家族なので「とにかくもう来てもらおう」と思って来てもらいました。
家は片付けるのを諦めて、とにかく来てもらって、少しでも元気を分けてもらおうと思ったのです。
実際ご家族が我が家にやってきて、その時は夫はおらず、子供たちと私が1人で対応しました。
子供たちは仲良く遊んでいて、お母さんが心配して「何かあったの?」と声をかけてくれました。私は家の片付かなさを詫びながら、実は最近いろいろあって精神的に参っていることを話しました。
温かいご家族で、お母さんは私の話を聞いてくれて、「いろいろあったんだね、大変だったね」と言ってくれました。
山積みになっている片付かない物を指差して、「本当はちゃんとお客さんを家に呼ぶなら片付けたかったんだけど、もうそれどころじゃなくて、どうしてもダメだった」と言ったら、
「見えないよ。見てないよ」
そう言ってくれました。
「ちゃんと片付けられる人も、日ごろから片付けられる人もいるのに、私は片付けがもうできなくて、どうしようもない」
そう話していたら、そのお母さんはなんと、
超がつくほどの片付け好きだったのです。
④ 「夜中の2時でも掃除する人」がいた
そのお母さんの家族は3人家族。お父さんとお母さんと、娘さん5歳。最近大きな犬を飼い始めました。
お母さんは看護師さんの研修をしていて、お父さんは自営業で会社を経営しています。娘さんは一人っ子で、2人がダメな時はよくシッターさんが迎えに来てくれたりもする。
そんな忙しそうなお家で、しかも犬を飼っていて大変そうなのに、なんとお家はピカピカだそうです。
それはお母さんが自分でも言っていました。
どういうことかと聞いてみると、それはもう彼女の性格で、
夜中の2時であろうが、気になるところがあったら綺麗にしてからじゃないと絶対に眠れないそうです。
だけど、歯磨きしないで寝ちゃうこともあるし、お化粧を落とさないまま寝ちゃうこともある。
「お家を綺麗にしておくのは、私の性格的にどんなに忙しくても、どんなに眠くてもちゃんとする。でも歯磨きせずに寝ちゃう日があるとか、そういう部分だってあるんだよ」
そう付け足していました。
逆に私は、部屋が散らかってても寝れる。でも歯磨きしないで寝るとか、化粧を落とさずに寝るなんて事は絶対に無理です。
人それぞれなんだなぁ。
その時はそう思いました。
「片付けられない」は、言い訳だった
でも同時に、気づいたんです。
彼女は「性格だから」と言っていたけど、要は「自分の中の優先順位」なんだと。
私にとって「歯磨き」は絶対。
彼女にとって「掃除」は絶対。
その時はっと気付きました。私は「片付けられない人」なのではなく、
「片付けの優先順位を下げていた人」だったんだと。
実家の両親に迷惑をかけていたこと、子供の友達家族を散らかった部屋に招いてしまったこと。それをきっかけに、「もう言い訳をやめよう」と思いました。
それから少しずつ、断捨離を始めました。
今はドイツの家で、家族4人+義両親との二世帯生活の中で、少しずつ「目指せ美部屋」を実践中です。
まだ1ヶ月経ったばかりで全然終わりませんが、始めてよかったと思っています。
これから、ドイツでのリアルな断捨離や家事の工夫も、のんびり書いていけたら嬉しいです。